寝違え
朝
院長先生が「寝違えた~!」と出勤してきたので
このブログを書いています(´・∀・`)
【寝違えとは】
寝違えは不自然な姿勢で寝たり
寒い部屋で力を入れたまま寝たりですることで、
首に無理な負担がかかって起こります。
首から肩にかけての筋肉や靭帯に急性の炎症が起きて、
痛みや動かしづらさが出ていると考えられています。
病院でレントゲン等の検査を受けても、
骨の異常がみつかることはほとんどありません。
院長先生はどうやら土曜日の夜~日曜の朝に
変な寝方をしたようです(/ω\)
【寝違えが起こりやすい状況】
不自然な姿勢で寝てしまう原因としては、
疲れやストレス、
お酒で酔ってバタンキューして寝返りを打つ回数が
少なくなって首に負担がかかる姿勢が長く続いたり、
枕が合っていなかったりが考えられます。
また、
前日に手や腕を使いすぎていたり
普段から首や肩まわりの血行が悪くなっている人は
寝違いが起こりやすいと言われています。
院長先生はどれか思い当たる節がある模様…
【寝違えてしまったときは】
寝違えてしまった時は
まずは首を安静にすることが一番大事です。
痛みを我慢して無理に動かしたり、
痛い状態を伸ばして無理なストレッチをしたり、
痛い部分を強く揉んだりすると
痛みが酷くなってしまうことがあります。
湿布や痛み止め等も有効ですが
冷湿布で長時間冷やし続けるのはよくありません。
お風呂は炎症により患部が熱を持っている時は避け、
少し落ち着いてきてからの方が良いでしょう。
安静にしていれば通常
数時間から1週間ほどで徐々に痛みが和らぎます。
【寝違えたままで辛い時】
安静にしていれば治ることが多いとはいえ、
日々のお仕事や家事は待ってはくれません。
いろいろな弊害が生まれたりしますよね(´;ω;`)
また、先述の通り
普段の姿勢が悪かったり
慢性的に肩コリがあったりと
普段から首や肩まわりの血行が悪くなっている人は
寝違いが起こりやすく
寝違えを繰り返してしまいます( ;∀;)
今回の寝違えの痛みを早く治す!
今後寝違えを繰り返さない身体になる!
ために遠慮なくご来院くださいね。
【忙しくて治療にも行けない時】
治療に行ける日までに
「安静以外に何かできることないですか?」
とお声を頂くことも多いので少し
東洋医学的セルフケアのお話をします。
最近テレビでもよく東洋医学や「ツボ」の話を
見かけるようになりましたね。
東洋医学では身体に
「気(元気の キ!)」や「血(血行の ケツ)」といった
エネルギーが流れる
「経絡(ケイラク)」という名前の通路がある
と考えています。
「ツボ」はこの経絡上にあります。
この経絡は全身を巡っていて12本あるのですが、
首にはなんとそのうち半分の
6本もが流れているのです!
その首を通っている6本のうち3本は手も通っています。
痛い首は”安静に”なので触れなくても
痛くない手ならご自身で揉んでも大丈夫(^_-)-☆
【寝違えにオススメのツボ】
・落枕(ラクチン) 寝違えのツボとして有名!
・後渓(コウケイ) 腰痛や首のこわばりにも。
握りこぶしの時にしわができる所。
・中渚(チュウウショ)難聴や耳鳴りの時によく使われます。
首の側面のコリにも◯。
・合谷(ゴウコク) 寝違え以外に便秘にも効果が。
リラックス効果も。ツボ界の万能ツボ。
ツボの押し方
- 指の腹で5秒かけてゆっくり押す。
- 3秒止めてからゆっくり離す。
- 3回くらい繰り返す。
- 強さは「気持ちがいい」がベスト。
※強すぎたり押し過ぎには注意。